開発環境構築(ハードウェア編)
PC
自宅では Mac mini の Late 2012(改めて書くとだいぶ年季が入ってきましたね…)を使っていますが、外出先での打ち合わせのことを考えると、ノートPCがあったほうが便利なので、購入することにしました。
開発のことだけを考えると、Mac のほうが扱いやすいのですが、Microsoft Office の互換性(Mac 版の Microsoft Office も以前よりはだいぶ改善されてきましたし、Google Docs でもよさそうな気がするのですが、お客さんに面倒をかけるのも申し訳ないので)やコストのことを考えて、今回は Windows マシンから選ぶことにしました。
選定の条件としては
- Windows 10 Pro 搭載
Hyper-V を使いたいというのが一番大きな理由です。仮想化は VirtualBox などでもできますが、バージョンによる相性があったりするので。 - メモリ 8GB 以上
実際には 8GB だと足りないので、「とりあえず 8GB、増設可」を条件にしました。実はこの条件が意外に厳しく、最近のノートPCって、メモリがオンボードで増設不可のものが多いようです。以前はマニュアルにもメモリ増設の方法が書かれていましたが、最近はしないのかも。 - SSD 搭載
読み書きの速度と持ち運び(重さ、衝撃)のことを考えると SSD 搭載は外せません。クラウドストレージの利用を前提とすれば、PC に大きなデータを置く必要もあまりないですし。 - B5サイズ(13.3インチ)
仕事場では外付けモニタに接続して使うので、持ち運びの際に負担にならないB5サイズを選びました。 - USB PD 対応
USB PD とは、USB ケーブルを使って受給電ができる規格のことです。メーカーごとに異なる AC アダプタだと、外出先にも AC アダプタを持っていく必要がありますが、USB PD 対応であれば、スマホの充電ケーブルが流用できます(iPhone だと Lightning – USB ケーブルなので、ケーブル部分を差し替えて使う感じになりますが) - お値段がお手頃
このあたりは予算にもよりますが、今回はハードウェア周りの総額を10万円くらいに収めたかったので、最悪中古でもいいかな、と考えていました。 
といったあたりを重視しました。
で、最終的に購入したのは、ThinkPad L380 20M50028JP。2018年2月発売のモデルなので、購入時点で一世代前のものですが、上記の条件をすべて満たしています。価格の部分についても、ソフマップで新古品を64,778円で買えたのはラッキーでした。
これに Kingston の 16GB のメモリを追加しました。作業自体は
- 背面パネルのねじを外す
 - キーボード側との隙間にプラスチックカードなどを挟んでねじるとパネルが外れる(マイナスドライバだとパネルが傷む)
 - 装着されている 4GB のメモリを外して付け替える
 - 背面パネルを元に戻す
 
と比較的簡単です。ハードウェアマニュアルがあるのでこれを参照しつつでもいいですし、YouTube にも動画が上がっています。
購入後に想定外によかったのは、指紋センサーが付いていたことと、電源スイッチが本体の側面に付いていたこと。後者については、キーボード側に付いていたほうがよいという声もあると思いますが、私のように仕事場ではスタンドに立てている場合、モニタを開けずに電源が入れられるほうがかえってありがたいのです。手前側に電源スイッチをもってきたときに、奥側に給電用の USB 端子と HDMI 端子が来るのもいい感じ。

外付けモニタ
外付けモニタについては、前職で 27 インチのモニタを使っていて快適だったので、iiyama のモニタ PROLITE XUB2790HS を選択。パネルの高さ・角度が調節できる(縦長にもできる)のと、スピーカーが付いていて一応音が出るので使い勝手がいいです。









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